テーマ : 動物・ペット

産卵に国内初成功 絶滅危惧種の「マヨルカサンバガエル」 河津のカワズー

 河津町のカエル展示施設「KawaZoo(カワズー)」は16日、絶滅危惧種のカエル「マヨルカサンバガエル」の産卵に国内で初めて成功したと発表した。

カエルの後ろ足に卵が付いているのが確認できる(カワズー提供)
カエルの後ろ足に卵が付いているのが確認できる(カワズー提供)

 カワズーによると15日に産卵を確認した。雌が産卵した後、ふ化してオタマジャクシになるまで雄が後ろ足に卵を付けて生活するという。現在は雄1匹の足に10個以上の卵が付いている状況が観察できる。
 マヨルカ“サンバ”ガエルは「産婆」を意味する和名で、1979年にスペインのマヨルカ島で発見されたという。白輪剛史館長(54)は「まだ未知の部分が多いカエルだ。ふ化を実現させて種の保存につなげたい」としている。

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