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卒魚式 横浜へ“進学” 清水町の幼魚水族館 成長したメジナやタカノハダイ

 清水町の商業施設サントムーン柿田川内に昨年7月に開館した「幼魚水族館」は25日、成長したメジナやタカノハダイなどを送る第1回「卒魚式」を同所で開いた。鈴木香里武館長らが思い出を振り返るトークショーなどを行い、約50匹の「卒魚生」の門出を祝った。

卒魚生との思い出を語る鈴木館長(右)と石垣さん=清水町のサントムーン柿田川
卒魚生との思い出を語る鈴木館長(右)と石垣さん=清水町のサントムーン柿田川

 約9カ月間で成長した卒魚生は横浜・八景島シーパラダイス(横浜市)に移り、“進学”する。なかには体の大きさが15倍に成長した個体もいるという。トークショーでは鈴木館長と広報担当の石垣幸二さんが卒魚生の特徴や生態を紹介。展示した際のエピソードや水槽に入れた時と現在の様子などを動画や写真を交えて語った。
 まりあ保育園(三島市)の年長児13人が歌を披露し、地元の子どもたちや買い物客らと共に卒魚生の門出を祝った。鈴木館長は「できたばかりの水槽をきらきらと舞い泳ぐ皆さんが背中を押して理想の水族館へ導いてくれた」と言葉を贈った。
 また卒魚式に合わせ、館では稚魚に特化した水槽「ふわふわ幼稚園」を設置した。今月中旬に沖縄県沖で採集した稚魚約30種類を展示している。

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