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漆喰文化継承へ住民講座 松崎、8月下旬までに全5回

 松崎町環境改善センターでこのほど、町伝統の漆喰(しっくい)文化の継承に向けた連続講座(実行委員会主催)の1回目が行われた。応募した地域住民や観光関係者ら約30人が参加し、漆喰をはじめ、地域資源の価値を改めて確認した。

講演を通じ、地域資源の価値を再確認する参加者=松崎町環境改善センター
講演を通じ、地域資源の価値を再確認する参加者=松崎町環境改善センター

 文化庁の地域文化財総合活用推進事業の一環。講師には旅行作家で「日本旅のペンクラブ」代表の中尾隆之さんを招いた。
 中尾さんは漆喰文化や棚田など豊富な地域資源が残る町の現状を評価し、「地元の人々がこの環境を知り、誇りに思うことが大切。そうすれば、おもてなしの心が育ち、誘客につながる」と強調した。
 連続講座は8月下旬までに全5回行い、講演のほか、散策ガイドの体験会などを予定する。

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