テーマ : 静岡市

台湾防災討論に3校 駿河総合高生ら参加

 日本台湾交流協会などが主催する防災教育をテーマにしたフォーラムがこのほど、台湾・台北市で開かれ、駿河総合高の生徒と静岡市立中島小、中島中の教諭らが静岡県庁からオンラインで参加し、日頃の取り組みを発表した。「防災先進県」として台湾との交流を強化する県がコーディネートした。

オンラインで台湾のパネリストと意見を交わす出席者=県庁
オンラインで台湾のパネリストと意見を交わす出席者=県庁

 駿河総合高は地域の防災意識を向上させる活動を行うNPO法人を設立するなど、防災・減災活動に力を入れている。この日の発表では、NPO設立の経緯や生徒の保育実習に防災教育を取り入れていることなどを紹介した。
 小中一貫教育を行う中島小、中は「自助と共助」をテーマに自らの命を守ることはもちろん、防災マップづくりなどを通じて周囲の人も救う活動を説明した。
 討論の時間も設けられ、台湾側でパネリストを務めた台湾大教授らと防災教育の意義や効果的な活動の仕方などについて意見を交わした。駿河総合高の2年久保田海央さんは「海外からいろんな視点を取り入れることができた」と手応えを口にした。

いい茶0

静岡市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞