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ウクライナ人オリガさんら訴え 「戦争早く終わって」 ミャンマー現状も理解 静岡サレジオ高で学習会

 静岡市清水区の静岡サレジオ高で7日、ウクライナとミャンマーの現状を学ぶ平和学習会が開かれた。ウクライナ人のビラ・オリガさんと日本人の天野真志さんのアクロバットデュオ「Duo AB」が「戦争が早く終わり、平和になってほしい」と思いを語った。

ウクライナの文化などを紹介するオリガさん(左)と天野さん=静岡市清水区の静岡サレジオ高
ウクライナの文化などを紹介するオリガさん(左)と天野さん=静岡市清水区の静岡サレジオ高


 同校2、3年生と静岡サレジオ中の3年生の計375人が参加した。オリガさんは、ウクライナの豊富な農作物や伝統服などを紹介。ロシアによる侵攻で変わり果てた町並みの写真を示し、「今できることは祈りだけ。皆さんもできる時にウクライナのことをお祈りして」と呼び掛けた。天野さんとともに、同国の歴史や希望を表現したパフォーマンスも披露した。
 フリージャーナリスト北角裕樹さんは、クーデターが発生したミャンマーで国軍から身柄を拘束された生々しい体験や現地の状況を伝えた。
 「Duo AB」の訪問は、世界の子どもたちへの支援活動に取り組む市民団体「しずおか笑顔プロジェクト」が企画した。

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