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こどもエンジニア　部品分解に挑戦　スズキ歴史館　浜松市中央区

　スズキは２６日、次世代を担う子どもたちにものづくりの楽しさを伝える体験イベントを浜松市中央区のスズキ歴史館で開き、２回に分けて小学３～６年生と保護者２０組が参加した。そろいのユニホームを身につけた“こどもエンジニア”として、５０ｃｃスクーターエンジンの分解や組み立て作業に挑戦した。

　児童たちは歴史館や二輪工場の社員から手ほどきを受け、精巧な部品を取り外し、再度組み立てる作業に臨んだ。扱ったのは１３０点ほどの構成部品のうち１００点。シリンダーなどの部品を指定場所に取り付けたり、レンチなどの工具でボルトを締めたりした。部品の役割に理解を深めながら、エンジンが動く仕組みを学んだ。
　新原小４年の面迫伊吹さんは「図鑑では見たことがあったけれど、エンジンの中身を見たり触ったりしたのは初めて。あまり間違えずにスムーズに作業できた」と笑顔で話した。イベントは４日間開かれた。

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