教員調査分析報告 「負担」30代が最多 浜松・地域クラブ活動
浜松市の中学校部活動の地域移行について検討する「地域クラブ活動協議会」の第3回会合が15日、中央区の教育委員会で行われた。市教委は昨年11月の第2回会合で速報値として示した休日の部活の地域移行に関するアンケートについて、分析結果を報告した。部活の顧問に負担を感じる中学教員の年代は30代が最も高かった。
部活の負担を感じるかの質問は、前段の質問で顧問をしていると回答した教員約1100人に行った。負担を感じる理由は20代から60代以上までのすべての年代で「時間的拘束」が最も多く、「大会等の引率、審判」が続いた。
地域クラブ活動の運営面、指導面ともに携わりたくないと回答した8割の教員について、年代が高くなるにつれて携わりたいと希望する回答の割合が低くなることが分かった。
アンケートは小学4年生から中学2年生の児童生徒、保護者、教員ら約6万1千人が回答し、市のホームページから確認できる。