バイク利便性に配慮 新野球場に合わせ新設検討「道の駅」 浜松市議会
石坂守啓企画調整部長は、県による遠州灘海浜公園篠原地区（中央区）への新野球場整備に合わせて新設を検討している「道の駅」について、バイクユーザーの利便性に配慮した構造にする方針を明らかにした。花井氏に対して答えた。
浜松市はスズキ、ヤマハ発動機、ホンダといった世界的バイクメーカーの創業地。石坂部長は「バイクユーザーのニーズを的確に捉えた道の駅を整備することは、『バイクのふるさと』浜松という都市ブランドをさらに発信する絶好の機会になる」と指摘した。その上で、来年度から策定作業に着手する基本計画では、バイクが出入りしやすい動線や駐車場などを検討する考えを示し、「『バイクのふるさと』にふさわしい道の駅とし、地域活性化につなげていく」と述べた。
また、花井氏からバイクによる地域振興について問われた北嶋秀明産業部長は「バイク産業の活性化には若年層への訴求が重要」とし、恒例イベント「バイクのふるさと浜松」では人気ユーチューバーやティックトッカーとの連携などによって若年層が興味を引く取り組みを拡充したり、４月の名古屋モーターサイクルショーでは市内の工業高生を対象にしたツアーを新たに開催したりすることを説明した。
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