食堂「みさくぼっち」 数年ぶり再開、にぎわう 浜松市・水窪町
浜松市天竜区水窪町の飲食店「みさくぼっち」が9日、数年ぶりに営業を再開した。水窪川沿いに立つ食堂には初日から多くの住民が訪れ、にぎわいを見せた。当分の間は週末のランチタイムのみ営業する。
メニューはうどん、カツ丼、とんかつ定食など、昼食の定番料理がそろう。酒も用意する。店内は木の風合いに包まれた空間で、初めて開店した約20年前から変わっていない。
開店祝いで友人と足を運んだ同町の上沢勝実さん(74)は「釣りを楽しんだ後に、みんなと酒やご飯を楽しめる場所ができてうれしい」と喜んだ。
しばらく閉店していた店舗を再活用しようと地元の中山泰宏さん(63)が店舗を所有する親族の男性から施設を借りる形で引き継いだ。中山さんは「飲食店を立ち上げることで、多くの人が水窪に集まるきっかけにつなげたい」と話す。
営業は金、土、日曜で開店時間は午前11時~午後2時。