世界の表情写す86枚 浜松で池田大作写真展
昨年11月に95歳で死去した創価学会の池田大作名誉会長が国内外で撮影した作品を紹介する「自然との対話―池田大作写真展」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が8日、浜松市中央区のアクトシティ浜松展示イベントホールで始まった。12日まで。
池田名誉会長が世界各国を訪れた際に撮りためた写真の中から、厳選した86枚を「春の風」「夏の光」といったテーマごとに展示。アンデス山脈やナイアガラの滝をはじめ、壮大な自然の一瞬の〝表情〟を捉えている。浜名湖や茶畑など県内で撮った写真もあり、「富士」のコーナーでは、咲き誇るサクラやフジの後ろにそびえる富士山、夕焼けに染まる富士山の姿などを切り取った作品が並ぶ。
同展は1982年に富士宮市で始まり、これまでに国内と世界41の国・地域の計1500会場で開かれている。
開幕式が同日行われ、県内の政財界関係者や文化人らが出席した。佐野文彦実行委員長は「池田名誉会長が訪問先で出会った瞬間をカメラに収めている。作品を通じて平和を思い起こす機会になれば」とあいさつした。
開催時間は午前10時~午後8時半。