スポーツ3団体に助成 鈴木道雄記念財団 浜松
公益財団法人鈴木道雄記念財団(理事長・鈴木修スズキ相談役)は27日、児童や青少年のスポーツ普及・振興を図る「スポーツ助成」の決定書授与式を浜松市中央区のスズキ歴史館で行った。公募で選定した3団体の4事業に計350万円を贈った。
鈴木理事長が、日本エアロビック連盟の知念かおる理事長、県バスケットボール協会の土屋哲平会長、静岡陸上競技協会の西島昭男会長に決定書を手渡した。各団体はそれぞれ、学校教員向けのエアロビック指導研修会の開催、バスケットボールの県内小学生年代の育成や各地区推薦選手による交流戦実施、県内の小学生陸上選手の競技力向上を目的にした大会開催などに充てる。
初めて助成を受けた県バスケットボール協会の土屋会長は「普及育成事業に有効に使わせていただく」と述べた。
スズキ創業者の名を冠した同財団は2018年、現相談役の鈴木修氏が個人で設立した。スポーツ助成は本年度で5回目。総額計1950万円を支援した。