水窪の遊歩道 安全に 地元住民らが整備作業
浜松市天竜区水窪町の水窪川沿いで、市と住民が遊歩道の整備を進めている。「水辺の小径(こみち)」の名称で親しまれ、かつては多くの住民が散歩コースに使っていたという。遊歩道の一部分が木製で腐食していたため、6年前から遊歩道の一部を通行禁止としていた。遊歩道の完成時期は未定。
小畑、神原、向島自治会の役員と浜松山里いきいき応援隊計12人が今月初旬、遊歩道の一部を修繕し、約50メートルにわたって木柵を設置した。工具を手にこつこつと修繕作業に励み、人のすれ違いができる程度の幅に道を設けた後、外側の地面に木柵を打ち込んだ。
小畑自治会の守屋正次郎会長(68)は「桜が咲くときれいな景色が広がる。川のせせらぎを楽しめる散歩のコースに戻ってほしい」と話した。