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テーマ : 浜松市

災害時社屋開放 常盤工業が協定 新津町自治会と締結

 総合建設業の常盤工業(浜松市中央区)は6日、地元の新津町自治会と災害協定を同社本社で結んだ。災害発生時に住民の一時避難所として社屋を開放するほか、災害備蓄品や電気、地下水を提供する。

井戸水タンクの機能を説明する常盤工業の市川社長(右から2人目)=浜松市中央区の常盤工業本社
井戸水タンクの機能を説明する常盤工業の市川社長(右から2人目)=浜松市中央区の常盤工業本社

 市川浩透社長(60)と同自治会の石川和男会長(70)が協定書に調印した。市川社長は「お世話になっている新津町に何か役立てないかと、地域と交流できるような新社屋を2年前に建設した」と話した。
 住民ら約10人も参加し、避難所となる会議室やコミュニティースペース、太陽光発電を利用した設備や電気自動車(EV)、約90メートルの深さから毎分210リットルをくみ上げて常時10トンを貯水する井戸タンクを見学した。同社の敷地は塀がなく、社屋に入りやすい構造となっている。
 石川会長によると、新津町は約1100世帯2500人が暮らす。今後は防災訓練を定期的に実施し、運用に活用する。

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