「患者寄り添う」36人巣立ち 静岡県厚生連看護専門学校で卒業式 浜松市中央区
浜松市中央区の静岡県厚生連看護専門学校は6日、卒業式を同区のアクトシティ浜松で行った。3年間の課程を終えた36人が新たな一歩を踏み出した。
藤田美保子校長はコロナ禍でさまざまな制約があった中での学校生活を振り返った上で、「授業で学んだ技術を使い、看護を実践して」と激励の言葉を贈った。
卒業生の松尾玲奈さん(21)は実習で関わった患者とのやりとりから、自分に何ができるのか考えるなど患者に寄り添うことの重要さを実感したといい、「寄り添った看護をしていきたい。関わるすべての人への感謝を忘れずに前に進んでいく」と力強く語った。
卒業後は全員がJA静岡厚生連が運営する病院に配属される。