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空き物件活用へ事業プラン発表　浜松市中央区

　浜松市の「企業版リノベーションスクール」に本年度参加した８社の公開プレゼン報告会がこのほど、中央区の起業家支援施設「ＦＵＳＥ」で開かれた。先輩コーディネーターらと約半年間学んできた各社の若手社員たちがそれぞれ事業プランを発表した。

　中心市街地の空き物件を活用して魅力的な店舗を創出する事業。地元企業の取り組みを後押しする企業版は５年目で、これまで１０の事業が実現している。今回もヨガ教室、若手音楽家向けミニホールなど斬新なアイデアが出た。
　同区のオフィスデザイン業「デクシィ」は中小企業が共同で使える「街中シェア独身寮」を提案。複数の社の若手が一緒に暮らせる寮で、社員の人脈形成や企業間の交流につながると意義を説明した。自動車部品製造「エフ・シー・シー」は企業が新規事業を試し、顧客の声を集められる催事場のアイデアを示した。

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