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経済動向 日銀支店長に学ぶ 静岡市と県職員が研修会

 静岡市は25日、市と県の経済部局の職員を対象にした合同研修会を同市葵区で開いた。日本銀行静岡支店の水野裕央支店長が講師を務め、「最近の金融経済の動向」と題して講演した。

県内の金融経済の動向などについて理解を深めた研修会=静岡市葵区
県内の金融経済の動向などについて理解を深めた研修会=静岡市葵区

 水野支店長は個人消費や企業の設備投資などの動向から、「3月中旬時点で県内経済は緩やかに回復している」と述べた。その上で、今後は少子高齢化や新しい生活様式、脱炭素への移行など地域経済を取り巻く環境の変化にスピード感を持って対応することが求められると指摘。産官学と金融機関が一体となった人材育成などの教育が重要だとし、「これまでの凝り固まった考えから抜け出し、どうしていくか考える局面にある」と強調した。
 研修会は若手、中堅職員の政策形成能力向上や、県と市の情報共有、連携強化を目的に合同開催し、計約40人が受講した。

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