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遊休農地で栽培 そばに舌鼓 「風味よくおいしい」 静岡市葵区・大川地区

 静岡市葵区大川地区で8日、地区内で栽培したソバを味わう食事会が開かれた。企業などと農山村が協定を結び、協同活動に取り組む県の「一社一村しずおか運動」の一環。地域住民のほか静岡鉄道社員や行政関係者ら約60人が打ち立てのそばに舌鼓を打った。

打ち立てのそばを味わう参加者=静岡市葵区の大川生涯学習交流館
打ち立てのそばを味わう参加者=静岡市葵区の大川生涯学習交流館

 会場の同区日向の大川生涯学習交流館では、地元の愛好家グループ「100年そばの会」の会員ら6人が手際よく手打ちそばを調理、シイタケや野菜の天ぷらとともに提供した。昨年から同運動に参加している静岡鉄道社員の大村萌恵さん(25)は「そばは風味もよくおいしかった。これからも皆の役に立てるような活動を展開したい」と笑顔で話した。
 大川地区では住民有志の「はばたけ大川」が遊休農地を活用してソバを栽培。静岡鉄道は2019年から社員が稲作などの農作業に参加し、交流を深めている。
 (写真部・坂本豊)

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