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春華堂、市などプロジェクト 掛川栗で開発 新スイーツ

 菓子メーカーの春華堂(浜松市中区)は1日、地元を中心とした企業・団体や、掛川市などと取り組む「遠州・和栗プロジェクト」の一環で、「掛川栗」を使った新商品を発売した。掛川産のクリを「WAGURI」としてブランド化し、和栗の価値の世界発信を目指す。

春華堂が発売した「咲クレール熟成遠州掛川栗」(左)と「朝採れ遠州掛川栗粉餅」=1日午前、浜松市中区の遠鉄百貨店
春華堂が発売した「咲クレール熟成遠州掛川栗」(左)と「朝採れ遠州掛川栗粉餅」=1日午前、浜松市中区の遠鉄百貨店

 新商品は、クリを削ってわらび餅に振りかけた「朝採れ遠州掛川栗粉餅」(1個税込み792円)と、大粒の掛川栗をシュー生地で挟んだ「咲クレール熟成遠州掛川栗」(同700円)。
 プロジェクトは和栗の価値を広めようと2022年に発足し、スズキやヤマハ発動機、遠鉄百貨店(浜松市中区)などが参画している。
 1日は遠鉄百貨店で商品を販売し、プロジェクトに参画する日本航空の客室乗務員らが接客に協力した。栗粉餅は風味を保つため午前、午後各20個の限定販売となり、すぐに完売した。3~5日にも同店で販売する。

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