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甘く果汁多め 幻の「白ビワ」 伊豆で4年ぶり食べ放題

 全国的にも珍しい白ビワ狩りが27日、伊豆市が管理する同市小下田の白ビワ園で始まった。コロナ禍で中止や持ち帰りのみが3年続いたため、収穫してその場で食べ放題ができるのは4年ぶり。開園は28、29の両日と6月3~5日の午前10時~午後3時半。

白ビワ狩りを堪能する来園者=伊豆市小下田の白ビワ園
白ビワ狩りを堪能する来園者=伊豆市小下田の白ビワ園

 白ビワは普通のビワと比べて果肉が白く、果汁の多さや甘さが特徴。果肉が傷つきやすく出荷が難しいため「幻のビワ」とも呼ばれている。収穫期(5月下旬~6月上旬)は約2週間と短い。今季は表年で、裏年だった昨季よりも多く実が付いた。市総務部土肥支所の吉田基さんによると、ここ数日間雨が降らなかったため、糖度が十分乗っているという。
 初日は県内外から200人以上が詰めかけ、開園1時間前から並ぶ人もいた。友人3人で訪れた長岡綾乃さん(38)=愛知県津島市=は「酸味よりも甘さがあっておいしい」と声を弾ませた。
 白ビワ園は、同市の観光スポット「恋人岬」に隣接する。30分間の食べ放題で、持ち帰りはできない。料金は大人2千円、小学生千円、未就学児無料。受け付けは午後3時までで、実がなくなり次第終了する。雨天時は中止。受付では白ビワの販売を行っている。問い合わせは同支所<電0558(98)1111>へ。

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