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桑葉活用ジェラート販売 幅広い世代に親しみを 松崎で10日から

 松崎町の企業組合「松崎桑葉(そうば)ファーム」は10日、同町特産の桑葉を使った新スイーツ「くわ葉ジェラート」の販売を同町の直売店「くわや」で始める。お茶として親しまれる桑葉の粉末を練り込み、クリーミーな味わいと桑葉の爽やかな香りが楽しめる品に仕上げた。

左から順にくわ葉ジェラート、マルベリーソース、くわ葉パウダーを載せたジェラートを見せる関店長(左)ら=松崎町
左から順にくわ葉ジェラート、マルベリーソース、くわ葉パウダーを載せたジェラートを見せる関店長(左)ら=松崎町

 同組合は町内の耕作放棄地を活用して食用桑の生産を続ける。若者を含む幅広い世代に桑葉に親しみを持ってもらおうと、町などでつくる「町桑葉健康協議会」と、乳製品販売の「いでぼく」(富士宮市)と共同開発した。店内とテイクアウトで提供する。
 くわ葉ジェラートのほか、いでぼくオリジナルミルク味も販売する。各税込み400円。ミルク味用のトッピングのくわ葉パウダーや、桑の実が材料のマルベリーソースなども用意する。各税込み50円。
 今年からスイーツ開発に注力するという同組合。秋にはケーキの開発も予定する。関縁店長(58)は「スイーツをきっかけに桑葉に興味を持ってもらいたい」と意気込む。
 同店で10~12日の午前10時から、町民向け試食会を開き、アンケートで意見を募る。各日先着50人。
 (松崎支局・太田達也)

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