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焼津味のチョコいかが? かつお節の香り、トマトの甘みをプラス

 静岡市葵区のチョコレート専門店「コンチェ」は焼津市の企業が手掛けるかつお節とトマトを使ったチョコレートを商品化した。カカオの風味に、かつお節の香り、トマトの甘みが組み合わさって、焼津ならではの味が堪能できる。24日から同店や焼津市栄町のカフェ&ワークスペース「プレイボールカフェ」で販売する。

コラボ商品に参加した4社の代表=焼津市栄町のプレイボールカフェ
コラボ商品に参加した4社の代表=焼津市栄町のプレイボールカフェ

 商品名は「焼津マリンアージュチョコレート」で一袋650円(税込み)。かつお節の粉末を混ぜたカカオ70%のチョコレートに、ドライ状のトマトを並べ、さらにかつお節の粉末をふりかけた。
 かつお節はヤマ十増田商店(焼津市小川新町)が伝統の手火山(てびやま)製法で作った商品を使用。トマトは「ピオニエス」(焼津市栄町)が規格外で廃棄に回る品を提供した。商品のパッケージデザインは、カフェを運営する「ナイン」が手掛けた。
 「焼津ならではのチョコを作りたい」とカフェのメンバーが発案。6月にコンチェのワークショップで、トマトを使ったチョコを試作。賞味した参加者から高い評価を得たことがきっかけに、交流の深いヤマ十増田商店にも声を掛け、コラボが実現した。
 新商品を口にした同商店の増田優介専務は「かつお節はチョコと相性が合う」と感想を述べた。ピオニエスの望月美佐社長は「新しい焼津の名物になれば」と期待を寄せる。
 24日はカフェで試食会を行う。先着100人分を用意する。

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