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不適切指導で謝罪 浜松商高剣道部 顧問、生徒に馬乗り

 浜松商高(浜松市中区)で剣道部の顧問を務める50代の男性教諭が4月、部活動の練習中に男子生徒を組み伏せる指導を行い、「不適切だった」と生徒や保護者に謝罪していたことが11日、県教委への取材で分かった。生徒にけがはなかった。県教委は今後、学校の詳細な報告を踏まえて体罰に当たるかなどを判断する。
 県教委高校教育課によると、教諭は練習中に3年生部員の上に馬乗りになるなどしたという。生徒の保護者から相談を受けた学校が部員らに聞き取りを行うなどして事実関係を確認し、保護者会で「行き過ぎた指導だった」と謝罪した。聞き取りに対し、「恐怖心を感じた」と訴える部員もいたという。
 教諭は現在、部活動の指導から外れている。西村智子副校長は11日、「教職員間で共有して、再発防止に努める」と話した。

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