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テーマ : 経済しずおか

春を水揚げシラス漁 初日「まずまず」25トン 浜松・舞阪漁港

 遠州灘で22日、今期のシラス漁が始まり、舞阪漁港(浜松市中央区)で初競りが行われた。解禁日の21日は強風などの影響で漁を取りやめたが、1日遅れの初競りに仲買人らが集まり、活気に包まれた。漁期は2025年1月まで。

水揚げされたシラスを吟味する関係者=浜松市中央区の舞阪漁港
水揚げされたシラスを吟味する関係者=浜松市中央区の舞阪漁港

 早朝に出港した40隻の漁船が港に戻ると、かごいっぱいに詰められた半透明のシラスが次々と水揚げされた。初日のシラスの水揚げ量は25トンで、23年初日の4.5トンから5倍以上と順調な滑り出しとなった。浜名漁協業務課の内山健太郎課長(54)は「初日としてはまずまず。ここ数年の水揚げが振るわなかったので、今年こそ捕れてもらわないと、みんな困る」と期待を込めた。
 昨年の県内主要6漁港(舞阪、新居、福田、御前崎、吉田、用宗)の水揚げ量は2574トンで、1984年の統計開始以来、2番目に少なかった。舞阪はそのうちの約26%の663トンだった。

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