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テーマ : 経済しずおか

静岡茶市場が赤字 1月期決算

 静岡茶市場は29日、株主総会を静岡市葵区で開き、2024年1月期決算の純損益が1951万円の赤字(前年は42万円の黒字)だったと報告した。利益率の高い一番茶の取扱量が伸びず、10年連続で営業赤字を計上した。売上高に相当する営業収益は、販売委託手数料を2・3%から3・3%に上げた影響で前期比23・2%増の1億1126万4438円と伸長。営業損失は前年の5670万円から4740万円に微減した。
 一方、過去最低を記録した本県一番茶の生産低迷が響き、取扱金額は9・2%減の28億500万円と低迷。取扱数量は8・9%減の327万1915キロ、平均単価は0・4%減の857円だった。
 新任取締役に大橋照弘(JA遠州中央)、佐田康稔(県)の両氏が就いた。

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