あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 経済しずおか

丸子原産「近藤早生」新茶初摘み 松川茶園、12日から販売

 本格的な新茶シーズンを前に、静岡市駿河区丸子の松川茶園で10日、露地栽培の早生(わせ)品種「近藤早生」の初摘みが行われた。地元住民ら約30人が、丁寧に新芽を手摘みした。収穫した茶葉は製茶作業を経て、12日から販売する。

地元住民らが手摘みする近藤早生の新茶=静岡市駿河区丸子
地元住民らが手摘みする近藤早生の新茶=静岡市駿河区丸子

 近藤早生は丸子原産で、花のような香りと濃厚なうまみが特徴。摘採日は芽の生育が早かった前年より6日遅い。3月中下旬の気温低下により芽伸びが抑えられたが、4月上旬の降雨などで前進した。
 同園では2005年から近藤早生の栽培を続けている。園主の松川洋平さん(44)は「強い芽が多く育った。ミル芽のうまみと香りが味わえる新茶を多くの方に楽しんでほしい」と話す。
 茶葉は「露地栽培手摘み走り新茶」として、12日から静岡伊勢丹(同市葵区)地下1階フロアで販売する。50グラム1944円。
 (経済部・垣内健吾)

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

経済しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む