最優秀賞はイーゾフ ビジネスプラン審査 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は6日、新規事業創出や既存事業発展を伴走支援する「FUSE―ON(フュージョン)チャレンジ」のビジネスプラン最終審査会を浜松市中央区の起業家支援拠点FUSEで開いた。最優秀賞には、光触媒機能付きステンレスメッシュを開発する静岡大発ベンチャー「eZov(イーゾフ)インターナショナル」(同市)が選出された。
約40社が応募し、1、2次審査を通過したファイナリスト8社がプランを説明した。
eZovインターナショナルの発表は、独自の光触媒付着技術を用いて浄化機能を高め、輸送機器工場や医療機関、畜産業者などの脱臭やウイルス除去対策などに役立てる内容。同信金などの運営ファンドから将来の投資検討が可能と見込まれた企業に贈られる「やらまいかアワード」もダブル受賞した。
優秀賞は「tantore(タントレー)」(愛知県豊橋市)、特別賞は「アステック開発」(浜松市)が選ばれ、高柳裕久理事長が表彰した。
同信金は今後、受賞者やファイナリストのプラン事業化を本格的にバックアップする。