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活字並べてカード作り 昔ながらの活版印刷体験 浜松科学館

 浜松科学館(浜松市中区)は7日、1900年代半ばに主流だった活版印刷の体験会を同館で開いた。家族連れが名刺大のオリジナルカード作りを通じて、昔ながらの手作り感あふれる印刷方法に親しんだ。

手動活版印刷機でオリジナルカードを作る子どもら=浜松市中区の浜松科学館
手動活版印刷機でオリジナルカードを作る子どもら=浜松市中区の浜松科学館

 活版印刷は、文字や数字の形をした凸型の鉛を文章になるように並べた活版に、インキを塗って紙に写す技法。南区で活版印刷を手掛ける大杉晃弘さん(46)が講師を務めた。
 子どもたちは鉛を自分の名前や家族の誕生日になるように並べ、ピースサインや動物のイラストを添えて活版を作った。大杉さんの手ほどきを受けながら小型の手動活版印刷機でカードに刷り、出来栄えを確認すると、驚きの声を上げて喜んだ。
 体験会は同館で開催中の企画「私にとっての文具展」の一環。 

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