特別支援学校生の作品並ぶ 静岡市葵区、8月14日まで
静岡県内の特別支援学校の生徒、卒業生のアート作品を展示する「しぞーかのこどもっち」が5日、静岡市葵区両替町の三保原屋LOFTで始まった。14日まで。
富士特別支援学校富士宮分校の生徒や卒業生と、藤枝特別支援学校の卒業生らでつくる「waC*(ワック)」の花や動物の具象、抽象画がショーウインドーや店内を飾る。静岡市内を拠点に活動する団体は、子どもたちが日頃から親しむ絵や手縫い作品を基に、バッグやポーチ、アクセサリーなど、おしゃれな雑貨に仕立てた。パンやティーバッグの包装デザインも、鮮やかな色彩が来店者を楽しませている。
参加団体の一つ「62muni(ムニ)」(駿河区)の土橋由佳子さんは「特別なものでなく、日々の生活から生まれたデザインだからこそ、普段使いにしてもらえたら」と期待する。