城北高卒業生が絵画展 20~90代の20点 静岡市役所市民ギャラリー
静岡城北高(静岡市葵区)の卒業生でつくる絵画グループ「木之華会」の作品展が9日、市役所市民ギャラリーで始まった。14日まで。
20~90代の会員が描いた水彩画や油彩画、日本画など多様なジャンルの力作約20点が並ぶ。スキーが趣味の村松加苗さん(67)=同区=は冬に訪れた長野県志賀高原スキー場での様子を描いた。来場者は「マイナス10度の寒さが伝わる」「遠くに見える雪山が美しい」とそれぞれの思い出に重ねて懐かしそうに鑑賞した。
同会の杉田緑さん=同区=は「会員が日常生活の中で触れた感動を得意のジャンルで描きあげた。一人一人の感性を絵から読み取ってほしい」と話した。