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テーマ : 静岡市

⚾静岡シティク 準々決勝で涙 島田一・二は3回戦敗退 軟式野球・全日本少年春季大会

 第15回全日本少年春季軟式野球大会(静岡新聞社・静岡放送後援)は27日、県内4球場で3回戦と準々決勝を行った。県勢は静岡シティクラブが3回戦で筑紫野南中(福岡)を破ったが、準々決勝で名古屋ドジャース(愛知)に1―3で敗れた。島田一・二中は3回戦で鳥取サンフレンジャーズに0―1で競り負けた。

静岡シティクラブ-名古屋ドジャース 7回2死一、三塁、左翼線に適時二塁打を放つ静岡の秋田=草薙球場
静岡シティクラブ-名古屋ドジャース 7回2死一、三塁、左翼線に適時二塁打を放つ静岡の秋田=草薙球場


▽3回戦=県勢分
静岡シティク 6―1 筑紫野南中(福岡)
鳥取サンフレンジャーズ 1―0 島田一・二中 

▽準々決勝=県勢分
名古屋ドジャース(愛知) 3―1 静岡シティク


静岡シティク惜敗も過去最高3勝 秋田適時二塁打 土壇場で意地  静岡市選抜の静岡シティクラブは準々決勝で相手の好投手を打ちあぐねた。2時間前の3回戦では集中打で6点を奪った打線は、六回2死まで無安打と沈黙。最終回の七回にようやく1点をもぎ取ったが、及ばなかった。
 先発左腕の押切(静岡安倍川中)は三回に3連打を浴びて2点を失ったが、粘って試合をつくった。味方が一矢報いたのは七回だ。2死から6番秋田(静岡城山中)が外角直球を捉え、左翼線に落ちる適時二塁打を放ち、ようやく1点を返した。これまで振り遅れていた120キロ中盤の直球に負けず「思い切って振り抜けた」と土壇場で意地を見せた。
 準決勝進出はならなかったが、今大会で過去最高の3勝を挙げて躍進した。2010年から本県を舞台にした大会が来年から他県開催となるのに合わせ、選抜チームはこの試合で役割を終えた。鈴木主将(静岡安倍川中)は「チームワークや負けていても声を出すことを学んだ」と自チームに戻っても経験を生かすつもりだ。
 (名倉正和)

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