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子どもの食支援へ 3市社協に寄付金 遠州信金

 遠州信用金庫(浜松市中央区)は25日までに、浜松、磐田、湖西の3市の社会福祉協議会に、経済的に困窮する世帯の子どもたちの食の支援を目指す「えんちゃん応援SDGs定期預金」で募った寄付金と、物価高騰対策分の寄付金を合わせて贈った。

浜松市社会福祉協議会の寺田会長(左)に目録を手渡す守田遠州信用金庫会長=同市中央区の市社協
浜松市社会福祉協議会の寺田会長(左)に目録を手渡す守田遠州信用金庫会長=同市中央区の市社協

 2022年度に始めたSDGs定期預金は、預け入れ総額の0.01%相当額(上限100万円)を案分し、3市社協に年2回寄付する仕組み。浜松には定期分の35万円と物価上昇分の30万円の計65万円、磐田には定期分5万円を含む計15万円、湖西には定期分10万円を含む計20万円をそれぞれ贈った。
 浜松市中央区の市社協では25日、守田泰男会長が寺田賢次市社協会長に目録を手渡した。守田会長は「子ども食堂が40カ所を超えて広がるなど需要が増えている。支援を継続していきたい」と述べた。市社協は同食堂の新設助成など支援の基盤づくりに生かす。
 遠州信金が本店や支店に設置した「フードドライブ」に寄せられた米や缶詰など食料品も随時寄付する。

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