日清紡の航行アプリ ボートクラブで活用 ヤマハ発、5月から
ヤマハ発動機は19日、日清紡ホールディングスと提携し、5月から会員制レンタルボートクラブ「シースタイル」で日清紡が開発した航行支援アプリ「JM-Safety」を活用すると発表した。レンタルボートを安心して利用できる環境づくりと、マリーナの業務効率改善につなげる。
アプリを活用し、シースタイルの運営に合わせたシステムを構築する。レンタルボート利用者のアプリインストールは無料。利用海域の特徴や自船の位置情報などを、スマートフォンの画面上のマップで確認できる。マリーナ側もレンタル船の位置情報をリアルタイムで把握できる。双方向のコミュニケーションも可能で、緊急時の対応や帰港受け入れなどを適時に準備できる。
まずヤマハマリーナ浜名湖、沼津など8カ所で運用を始め、全国各地の加盟マリーナでも順次導入する。