【東京青果市場案内】洋菜、果菜、葉物類 強含み(JA静岡経済連東京事務所調べ)
東京都中央卸売市場では、売り込みがかけられていた洋菜類、果菜類、葉物類の入荷量が減少。引き合いが強く、週末にかけて強含みの相場展開が予想される。
【玉レタス】茨城県産の入荷は降雨の影響で減少。週末は大手量販店で売り込みや特売があるが、発注量に対して不足しているため相場は上げ。
【セロリ】福岡県産は週明けから入荷量が増加する見込み。サラダ商材として需要が高まっており、相場の浮上が見込まれる。
【タマネギ】大手量販店からの本県産への発注量は多く、相場はもちあい。今後は降雨により遅れていた九州産地の入荷量が増加する見通し。
【ワサビ】入荷量が少なく高値が続く。輸出と業務関係の発注量に引き合いが左右されるため、不安定な相場展開。
【ミカン】中晩柑類は甘夏や夏ミカンが増加し、価格は下落傾向で売り場は広がっている。ただ末端売価は高く、売れ行きは鈍い。
【イチゴ】冷え込みや曇天の影響から、全体の入荷量は少ない。量販店の売り場の中心を占め、引き合いの強い状況は続く見込み。
(価格、入荷量はJA静岡経済連東京事務所7日調べ)