23年11月宿泊者 8%増 184万人、コロナ前比4.8%減
観光庁がまとめた2023年11月の宿泊旅行統計調査(速報値)によると、県内のホテル・旅館に泊まった日本人と外国人の総数は延べ184万600人で、前年同月に比べ8・0%増えた。新型コロナウイルス感染拡大前の19年同月比では4・8%減だった。23年10月はコロナ前の水準を初めて上回ったが、マイナスに転じた。
このうち日本人の宿泊者数は170万4920人で、前年同月より2・0%増えた。19年比は2・2%減。外国人は前年同月比4・1倍の13万5680人と伸び、19年比でも28・7%減と回復傾向にある。国・地域別では中国、台湾、韓国が上位を占めた。
客室稼働率は55・1%。前年同月より2・0ポイント高く、19年比では7・2ポイント低かった。宿泊施設別は旅館47・4%、リゾートホテル49・7%、ビジネスホテル68・8%、シティホテル76・0%。