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テーマ : 経済しずおか

東証 初の4万円目前 一時あと10円まで上昇 終値3万9910円

 1日の東京株式市場で日経平均株価(225種)が大幅反発し、史上初の4万円が目前となった。最高値を3日ぶりに更新し、終値は前日比744円63銭高の3万9910円82銭。午後の取引では節目の4万円まであと10円に迫る場面があった。半導体関連株が上昇し、相場をけん引した。

日経平均株価の終値3万9910円82銭を表示するモニター=1日午後、東京都港区の外為どっとコム
日経平均株価の終値3万9910円82銭を表示するモニター=1日午後、東京都港区の外為どっとコム
バブル経済期からの日経平均株価の推移
バブル経済期からの日経平均株価の推移
日経平均株価の終値3万9910円82銭を表示するモニター=1日午後、東京都港区の外為どっとコム
バブル経済期からの日経平均株価の推移


 企業業績拡大への期待から、海外投資家の資金が市場に流入した。午後に上げ幅は一時800円を超えた。
 東証株価指数(TOPIX)は33・69ポイント高の2709・42。バブル期の1990年2月以来の高値を付けた。出来高は約17億9千万株。
 前日の米国市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が終値の過去最高値を更新したことを好感し、朝方から市場への影響が大きい主要な半導体関連株が軒並み上昇した。日銀による大規模金融緩和策の修正が近づいているとの観測が強まったことを背景に、銀行などの金融株にも買い注文が広がった。
 平均株価は先高観からの買いが続いている。野村証券の沢田麻希ストラテジストは、企業の株主還元強化の取り組みなどから「収益性の向上が確認され日本株の底堅さにつながっている」と指摘した。

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