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浜松市長 ドラマ館跡に徳川所蔵品施設 場所再選定しない意向

 浜松市の中野祐介市長は26日の定例記者会見で、1月に閉館した「浜松大河ドラマ館」(中央区)が徳川記念財団の所蔵品展示収蔵施設として後利用するには面積が不足すると判明した問題について、「大河ドラマのレガシーを活用するため展示収蔵施設にする、というのが議論の出発点。現有施設は極力活用し、足りない部分をどうするか、引き続き議論する」と述べ、場所の再選定はせずドラマ館跡地での整備を探る考えを強調した。
 中野市長は同財団が夏ごろまでに所蔵品の詳細情報を提供すると説明している点に触れ、「財団の調査の結果、あの場所で全く入りきらないのなら一からの議論が必要になるが、まずは調査を待ちたい」として、施設に必要な面積を詳しく見定める意向を示した。
 事業費が最大で65億円に上るとの市の試算に対しては、「まだはっきりしない。議論の状況を見つつ、しっかり説明して理解を求めていく」と市民への説明を重視する姿勢を見せた。

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