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「分別守って」静岡でごみ収集車火災 リチウム電池原因?

 29日午後1時25分ごろ、静岡市葵区常磐町を走行中だったごみ収集車の荷台から出火し、車両の一部などを焼いた。約1時間半後に鎮火し、けが人はいなかった。市収集業務課によると、回収した可燃ごみに混入していたリチウムイオン電池が圧縮されて発火したとみられる。

ごみ収集車の消火活動を行う隊員=静岡市葵区常磐町
ごみ収集車の消火活動を行う隊員=静岡市葵区常磐町

 収集車を運転していた50代男性によると、走行中に焦げくさい臭いを感じ、荷台から煙が出ているのをバックミラーで確認したため、停車して119番した。
 市では、リサイクルマークが付いているリチウムイオン電池は家電量販店などのリサイクル協力店に持って行き、付いていないものは透明な袋に入れて「充電池」と明記し、他の不燃ごみと別にして集積所などに出すことを求めている。同課の担当者は「大きな事故を防ぐためにも、市が出している分別のルールをしっかりと守ってほしい」と呼び掛ける。

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