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A.I.S新工場 船外機部品の生産拡大、来夏稼働

 輸送用機器部品製造の「A.I.S(エイアイエス)」(浜松市東区)は、堅調な需要が見込まれる船外機部品の生産能力拡大に向け、新工場を同区内に建設する。国内外4カ所目の生産拠点となる。今月着工し、2023年7月の稼働を目指す。

(提供写真)A.I.Sの新工場のイメージ図
(提供写真)A.I.Sの新工場のイメージ図

 建設地は市北部清掃工場跡地で、本社から東名高速道路を挟んで近距離に位置する。昨年市が実施した民間工場用地として分譲する事業者公募を通じ、約8400平方メートルを取得した。15億円を投じて、一部2階建ての新工場(4千平方メートル)を整備する。
 同社は二輪や四輪、船外機のアルミ合金製品の一貫生産を手掛ける。新工場ではマリンエンジン向け大型製品を製造する。本社工場からの生産移管を含めた同製品の初年度の売上高は22億円を見込む。
 2021年12月期の売上高は約68億円。新工場稼働などを含め、24年12月期には全社100億円規模への事業成長を目指す。

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