テーマ : 焼津市

カツオ盗事件質問相次ぐ 「市は当事者意識を」 焼津市議会

 3日開催の焼津市議会2月定例会の代表質問では、焼津漁港(焼津市)を舞台とした冷凍カツオの窃盗事件に関連する質問が相次いだ。渋谷英彦(凌雲の会)、杉崎辰行(市民派議員団)、深田ゆり子(共産党)の3氏がいずれも、焼津漁港の信頼回復に向けた市の取り組み姿勢について尋ねた。
 中野弘道市長は焼津漁業協同組合の監督権限を有するのが県であることを踏まえ、「日本一のさかなのまちとして発展していけるよう全力で取り組む」と答えた。
 「市として当事者意識を持つべき」との杉崎氏の指摘に、中野市長は市幹部がメンバーとして入る再発防止委員会を通じて、信頼回復に向けた議論をしていく見解を示した。カツオを水産流通適正化法の対象に入れるよう求めるべきという深田氏の指摘には「国が判断する」と述べた。
 また、中野市長は水産庁長官と面談し、再発防止策の構築に向けた技術的助言を要望したことを明かした。

いい茶0

焼津市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞