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各国大使 高校実習興味深く 太平洋島嶼国 焼津水産高 操船や食品製造視察

 ミクロネシアやフィジーなど太平洋島嶼(しょ)国の駐日大使らが22日、焼津水産高(焼津市)を訪れ、操船シミュレーションや食品製造といった実習の様子を視察した。

サバのハンバーグ製造の実習を見学する太平洋島嶼国の大使ら=焼津市の焼津水産高
サバのハンバーグ製造の実習を見学する太平洋島嶼国の大使ら=焼津市の焼津水産高


 大使らは生徒たち手作りのゲスト国の国旗で出迎えられ、同高の年間行事について紹介する映像を視聴した。操船シミュレーションの機器が置いている部屋に移動し、担当教諭から実習内容の説明を受けた後、実際にかじを握って操作したり、「実習はどれだけの期間なのか」などと質問したりした。
 食品科学科3年の生徒たちによるサバのハンバーグの試作実習を見学。ミンチ状のサバを、棒でかき混ぜていく様子を興味深げに見守っていた。
 大使らは21日に静岡市内で開かれた「太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク」の実務者会議に参加していた。
 (焼津支局・福田雄一)

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