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倉庫会社元幹部、再び不起訴に 焼津カツオ盗で静岡地検

 静岡検察審査会が、焼津市の焼津漁港に水揚げされた冷凍カツオの窃盗事件に絡み、「不起訴不当」と議決していた同市の冷蔵倉庫会社元幹部の男性(53)の窃盗容疑について、静岡地検は29日、再捜査の結果、再び不起訴処分とした。
 男性は2021年3月、窃盗罪で有罪判決を受けた神奈川県の運送会社元社長らと共謀し、宮城県の船会社が水揚げした冷凍カツオ約10トンを盗んだとして、22年5月に焼津署に逮捕された。地検は22年8月に不起訴処分としたが、被害に遭った船会社が処分を不服として静岡検察審査会に審査を申し立て、検審は23年10月に「不起訴不当」と議決していた。

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