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ひよこ豆のハンバーグ　ほくほく食感、味わい深く【乾物マエストロの直伝レシピ⑪】

　くちばしのような突起がかわいらしいひよこ豆は、インドやアジア地域、欧米でも一般的な食材。日本は気候が栽培に適さずほとんど食べられてこなかったが、近年はエスニック料理人気もあり浸透している。

ひよこ豆のハンバーグ

ひよこ豆

　ほくほくしたジャガ芋のような食感が特徴で、食物繊維や葉酸も豊富。流通するのはほぼ輸入豆で、缶詰の水煮も出回るが、乾物はより味わい深い。今回はやわらかくゆでてつぶし、フライパンで焼いて主菜級のおかずにしてみた。
　好みでカレー粉などのスパイスを小さじ１程度加えてもおいしい。乾物のひよこ豆はゆでると倍以上の量になる。数日で食べきれなければ冷凍保存を。カレーやスープ、サラダの具など幅広く活用できる。
　（新谷琴美・蒲原屋代表、かんぶつマエストロ中級＝静岡市清水区）
■材料（４人分）　ひよこ豆（乾物）１２０グラム（ゆでたものなら２５０グラム程度）、玉ネギ５０グラム（¼個程度）、片栗粉大さじ１、小麦粉（米粉でも可）大さじ１
■作り方　①ひよこ豆はたっぷりの水に一晩水に漬けて戻す
　②❶を水ごと鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら火を弱めてあくを取りながら、やわらかくなるまで１５～２０分煮る（ゆで汁は取っておく）
　③玉ネギをみじん切りにする
　④ひよこ豆、片栗粉、小麦粉、塩ひとつまみをフードプロセッサーにかけて均一になるまで混ぜる
　⑤❹をボウルなどに移し、玉ネギを加える。ゆで汁を大さじ３程度加えてまとまるくらいの固さに調節する
　⑥❺を４等分してハンバーグ状に成形する
　⑦フライパンにサラダ油をひき❻を中火で片面５分ずつ焼いて完成。好みでケチャップを添える

いい茶0

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