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大学生2人 特殊詐欺防ぐ コンビニ店に感謝状 清水署

 来店客の特殊詐欺被害を防いだとして清水署はこのほど、静岡市清水区のミニストップ清水鶴舞町店(萩原佐知子店長)と同店のアルバイト店員の大学生2人に感謝状を贈った。

感謝状を贈った贈呈式=清水署
感謝状を贈った贈呈式=清水署

 感謝状を受けた大学生は吉川大輝さん(21)と大滝尚和さん(22)。2人は2月8日午後7時半ごろ、来店した高齢男性が「パソコンがウイルスに感染し、セキュリティーソフトを入れるためギフトカード5万円分が必要と言われたが使い方がわからない」などと話したことから詐欺を疑って警察に通報した。2人は「少しでもおかしいと思ったら声かけをするよう、店から指導を受けていた」と話した。
 同署の鈴木正勝署長は「被害を直前で防止できた」と感謝し、「気が動転してだまされてしまうケースが多い。勇気を持って声をかけて、今後も被害防止に協力を」と呼びかけた。

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