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商店街の魅力 文化祭でPR 焼津高2年生 ブース出店、クイズ大会も

 焼津高(焼津市中港)の2年生が本年度、地元商店街との交流を通じて地域の課題を掘り起こす活動に取り組んでいる。28日の同高文化祭で、生徒自らが協力店舗のブースを出店し、来場客に商品販売やサービスを通じて、商店街の魅力をアピールした。

来場客に商品を販売する生徒たち=焼津市中港の焼津高
来場客に商品を販売する生徒たち=焼津市中港の焼津高


 参加するのは2年生32人。4月から、4人一組で焼津駅前商店街の「丸玉園」「チーズピゲ」「肉の石割本店」など8店舗に出向き、仕入れから販売までの流れや店の課題について学んできた。共通して浮かび上がったのは、高校生をはじめとした若者世代の利用率の低さ。その解消に向けて、まずは商店街に近い同高の生徒に周知すべきと考え、文化祭でのブース出店を企画した。
 文化祭では、映像やポスター、グラフィックを駆使して、サービス内容を紹介。同世代が興味を持つような工夫を施した。「プレイボールカフェ」のブースでは、商店街に関するクイズ大会を企画した。「丸玉園」ブースでは、来店につながるよう商品購入者に引換券を渡した。
 学年主任の八木寿実教諭は「生徒たちが文化祭を通じて発信することで、商店街の来店客増加につながれば」と語った。
 (焼津支局・福田雄一)

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