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テーマ : 静岡市

静岡人インタビュー「この人」 静岡SSUボニータの新主将に就任した 塩沢優さん(磐田市)

 サッカー女子なでしこリーグ1部で2年目を迎えたチームを先頭に立って引っ張る。今季で在籍7年目。薬局で働きながら練習に励む。ポジションはセンターバック。常葉大橘中・高出。静岡市駿河区出身。28歳。

塩沢優さん
塩沢優さん

 ―主将に就任した心境は。
 「主将を務めるのはこのチームで初めて。自分は周りを気にしすぎてしまう性格。特に今までとは変わりなくやっていきたい。副主将の日野李保は中学、高校の1学年後輩。私のことをよく分かっているので助けてくれると思う。このコンビは初めて」
 ―1部1年目は12チーム中11位に終わった。今季は本田美登里監督が復帰した。
 「2部との差を痛感した。その中でも自分たちが通用するところもあったかなと思っている。本田さんは厳しく熱い監督でぶれない。これまでも一緒にやってきたので安心感はある。細かく指導してくれるので、これからも成長できるはず」
 ―普段はどんな働き方をしているのか。
 「部員は約30人で社会人は働きながらプレーしている。私は杏林堂薬局で仕事している。店舗業務を中心に、レジ打ちや商品の発注を担当している。だいたいみんな午後3時ぐらいまでは仕事をして夕方から練習が始まる流れになる」
 ―どんなチームを目指すか。
 「始動時に掲げた6位以上を目指す。そこにとどまらずにどんどん上を目指していくのが選手としての仕事だと思う。ここ数年ボールを大事にするサッカーを続けている。そこは残していきたい。昨季は勝ちが少なかったので1試合でも勝って磐田を明るくする。ジュビロ磐田、静岡ブルーレヴズと同じぐらい大きなチームになれればいい」
 (運動部・名倉正和)

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