ミャンマー国軍の死刑執行に抗議 静岡でデモ行進
クーデターで実権を握ったミャンマー国軍が民主活動家の死刑を執行したことを受け、静岡県内で活動する市民団体「ミャンマーの明日を考える会」は31日、静岡市葵区で抗議のデモ行進を繰り広げた。
国軍は昨年2月、クーデターで政権を転覆させた。7月23日、民主派指導者アウンサンスーチー氏の側近ら4人の死刑を執行した。
デモ行進には同会のメンバーのほか、県内在住のミャンマー人ら計約25人が参加した。「国軍は即時退陣」と記した横断幕を掲げながら繁華街を歩き、通行人に死刑の執行やミャンマー国内の状況を伝えて「平和を取り戻して」と訴えた。