テーマ : 市町対抗駅伝

御前崎市 弟の分まで攻めの走り アンカー植田選手(芝浦工大1年)、区間2位【市町対抗駅伝】

 御前崎市のアンカー植田航生選手(19)=芝浦工大1年=が、区間2位と快走した。21位でたすきをもらい、1人を抜いて20位フィニッシュ。「最初から攻めて走り、最後まで粘ることができた。(区間2位は)自分でもびっくり」と5区を走った昨年の区間3位を上回る好成績を喜んだ。

区間2位と力走した御前崎市の植田選手=草薙陸上競技場
区間2位と力走した御前崎市の植田選手=草薙陸上競技場

 常葉大菊川高から箱根駅伝出場を目指して同大に進学したが、今年は予選会で敗退。この日のレース前に大橋昌弘監督(39)から「箱根に出られなかった悔しさをぶつけてほしい」とげきを飛ばされていた。一線を退き、今年はスタッフとして裏方に回った双子の弟の悠生さん(19)の分まで走りきった。
 「チームスローガンの目指せ10位、は達成できなかったが、御前崎を一つに、は達成できた」と植田選手。来年もチーム力を武器に上位を目指す。
 (浜松総局・大山雄一郎)

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