テーマ : 市町対抗駅伝

荒井さん(須走中2) 初の「名誉博士」 小山町教委 地域貢献に得点「金太郎事業」 活動通じ「町の良さ広めたい」 駅伝にも参加

 地域と関わる活動に自主的に参加した児童生徒にポイントを付与し、顕彰する小山町教育委員会の「ふるさと金太郎博士事業」で、須走中2年の荒井美優さん(14)が最高位の「名誉博士」に認定された。2018年7月の同事業開始以来、名誉博士号の認定は初。

池谷町長から記念の盾を受け取った荒井さん=小山町役場
池谷町長から記念の盾を受け取った荒井さん=小山町役場


 中学進学後、先輩が最高位に次ぐ「博士」に認定された際、名誉博士がまだいないことを知り「自分が最初になりたい」と思うようになったという。町や須走地区のイベントやボランティア活動に精力的に参加し、地域行事などを手伝うジュニアリーダーとしても活躍。新型コロナウイルスの影響下でも地道にポイントをためた。
 荒井さんは県市町対抗駅伝に小学生のころから連続出場し、英語学習にも力を入れるなど文武両道も実践。29日に町役場で記念の盾を贈った池谷晴一町長は「『継続は力なり』の言葉もある。今後も挑戦を続けてほしい」と激励した。荒井さんは「事業を通じて町についてよく知り、大好きになった。町の良さを多くの人に広めたい」と笑顔を見せた。
 同事業の対象は小学3年~中学3年生。ボランティア活動や地域行事参加、多くの読書などでポイントがたまり、名誉博士は250ポイントの獲得が認定要件。
 (御殿場支局・塩谷将広)

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