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浜松市北部 王者の意地、最後まで 来年V奪還へ【市町対抗駅伝】

 4連覇を逃した浜松市北部は最後まで王者の意地を捨てなかった。6区で2位後退も、8区の太田美香選手(13)=細江中2年=が区間4位の力走で反撃ムードをつくる。10区で3位に落ちたが、11区小川伊央選手(17)=浜松日体高3年=が区間賞の走りで再び2位に押し上げた。

野中選手(左)からたすきを受ける浜松市北部の太田選手=第7中継所
野中選手(左)からたすきを受ける浜松市北部の太田選手=第7中継所

 中学から長距離を始めた太田選手は、大会初出場。「なんとかトップを目指そうと走ったが、最後は疲れて離された」とペース配分を来年以降の課題に挙げた。
 1区で区間賞を獲得した沢田結弥選手(17)=浜松市立高3年=は米国の大学に進学予定。来年はチームに不在となるが、杉原勇蔵監督(67)は「北部は能力の高い中高生がそろっている」と巻き返しを期す。
 太田選手は「沢田さんのようにチームに貢献できる選手を目指し、日々の練習を大切にしたい」と新エース候補の自覚を示した。

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