⚾くふうハヤテ4連敗 ソフトバンクに3ー8 プロ野球ウエスタン・リーグ
プロ野球2軍ウエスタン・リーグのくふうハヤテは19日、ちゅ~るスタジアム清水でソフトバンクと対戦し、3―8で敗れて4連敗となった。くふうハヤテは二回、西川、倉本の連打で1死一、三塁とし、折下の犠飛で先制。1点を追う四回には無死満塁から倉本が同点の適時打を放つなど互角に渡り合ったが、後半に失点を重ねた。
◇1回戦=ソフトバンク1勝(12時30分、ちゅ~るスタジアム清水)
ソフトバンク
002002130―8
010100100―3
くふうハヤテ
[勝]笠谷1試合1勝
[敗]西浜1試合1敗
[本]野村大1号②(西浜)
▽二塁打 野村大、広瀬、西川▽盗塁 佐藤直2▽失策 広瀬▽暴投 西浜2▽ボーク 笠谷▽与死球 西浜(佐藤直)
▽試合時間 3時間30分
四球絡みで失点 リリーフ陣崩れ勝機逃す くふうハヤテは、この日も終盤の四球絡みの失点で突き放された。赤堀監督は「打たれたくない気持ちはあると思うが、四球も安打も同じ」と失点に結びついた制球の乱れを指摘した。
先発の西浜が6回を4失点でしのぎ、攻撃は随所でつながりを見せた。二回に連打と犠飛で先制。さらに1点を追う四回、無死満塁で倉本が「甘いスライダーを仕留めることができた」と適時打を放ち一時同点に。七回には安打2本で好機をつくり、西川の適時二塁打で食らい付いた。
だが直後の八回、3番手奥田健が3連続四球と適時打、押し出し四球で3失点し反撃への勢いを失った。過去2戦もリリーフ陣が崩れて勝機を逃している。「前半は良い形が多くなってきた。あとは後半をどうしのぐか」と指揮官。西浜も「勝ちたかったので悔しいが、球数(127球)を投げられた部分は次につながる」と前を向いた。